2004年1月

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2004年1月31日(土)

・【Mopac93 Rev.2 のLinuxへの移植作業】
 Mopac93 Rev.2 のソースのバージョン管理がややこしくなりそうなので、 オリジナルソースと、 HP(ほーむぺーじではない!) やNECやSUNのワークステーションで動作させる為に、 私が修正したソースコードとの差分を取って、 パッチファイルを作成。
 次にLinux に移植する前に、 開発者のJ.JP. Stewart自身が彼のWebサイトに出していたBug情報を元に、 「手作業」で修正を施しオリジナルとの差分ファイルを作る。 なぜ手作業で修正を施したかというと、彼のWeb サイトにあった情報が、 「◯◯というファイルの、××というコードの後ろに以下の□□□というコードを 挿入する…」という、通常の平文で書かれてものだからだ。 この修正情報が、 私が入手した製品のオリジナルのソースコードの版と、 時期的な関係で微妙にずれていたりするので、 紛らわしいことこのうえない。 結局この修正作業に数時間を要した。
 で、問題のLinuxへの移植である。使用するコンパイラは、 IntelのFortranとC のコンパイラ(ifc/icc)と、 富士通の「Fortran & C」コンパイラの Linux 版。 富士通のコンパイラは、 Sun のワークステーション用の富士通製コンパイラとも互換性があるので、 この二つのコンパイラでソースコードが通れば、 とりあえず良しとする。gcc-g77は速度的に問題なのと、 版によって規格がかなり変動しているので、今回は除外。
 元となるソースは、Mopac93/Rev.2、Mopac97 のライセンスが あるのだが、今回は、Mopac93 Rev.2 を使用することにした。
 もともとMopacは、VAX Fortranの時代からのコードが残っていて、 ローカル変数の扱いや変数の型の変換などに、 トリッキーな方法が用いられている。 その為に単にコンパイルできたからといって、 現在のマシンで正常に動作するとは限らない。 また、時間やファイル操作についてもUNIXの標準的なものと異なっていたり、 名称は同じでも違う動作を想定していたりするので注意を要する。
 今回、Linux への移植で施した修正は、
 ・実行時間取得ルーチン: CALL ETIME(CPU)をDUMMY=ETIME(CPU)に変更
 ・ファイル操作ルーチン: REWIND, EDNFILE, BACKSPACE 文を出力先によって 使用しないように変更
 ・各サブルーチンの COMMON Block の大きさの整合性を高める
 ・コンパイル時には、ローカル変数の値を保持するオプションを付ける
等々。
 これらの四項目は、 コンパイル時には致命的エラーは出ないにもかかわらず、 いざ実行するとJobがクラッシュしたり、 結果が意図したものではなくなってしまうので始末が悪い。 何度もExample データを使って計算し、 検証用出力結果と照合して、 おかしなところを探してソースコードに修正を施すしかない。
 それでもなんとか、 32bitワークステーションのチップよりも、 IntelのCPUでは計算の有効桁数が大きいことを考慮して検証用出力と照合し、 問題ない結果を得た。 Pentium2.4GHzのCPUを使った計算時間は、 Mopac93出荷当時の検証用のデータの計算時間 (当時の高速のEWSと呼ばれたワークステーションで計算したもの) と比べて二桁短く(速く)なっている。
 なお、オリジナルソースコードとの差分ファイルの大きさは、 開発者の公開しているBugFix分 (typoの修正、コーディングにおける論理的なミスなど) で235行、 今回Linux用に作成した差分ファイルが370行。 ということで意外と小規模な修正でよかった。 ただし、 これは結果オーライであって、 本当はローカル変数の扱いを、 初期化を含めて明示的に、 各ファイル/各サブルーチン毎に指定するように修正しないと、 他のコンパイラやプラットホームで正常動作する保証は……無い。
・【長女回復】
 朝には雑炊を食べ、昼にはうどんと焼きおにぎり。この子はいつも回復が早い。 とにかく良かった。

2004年1月30日(金)

・【Amber:Mopac:移植作業】
 Amber 7.0 から、外部ルーチンとして半経験的分子軌道法計算パッケージの Mopac を呼び出しているので、mopac6と mopac7 のLinux への移植作業をする。
 Webに結構情報があるのでとりあえず動くようにはできたが、計算結果の 信頼性に不安が残る。
 mopac7は開発者の J.JP. Stewart によると数百のバグがあるとのこと。 その為、実際のProduction RUNには使わないで、 Mopac93以降の製品版を使うことを推奨…と、以前に CCL という計算化学のメイ リングリストで作者自身が言っていたので、 次は現在Sunのワークステーションでしか動かしていない、 Mopac93の移植作業をする予定。
・【葬儀】
 長女の不調と、知人の葬儀が重なり、私は葬儀の方へ。
・【長女が不調】
 腹にくる風邪で長女が不調。

2004年1月29日(木)

・【書類書き】
 なんとも気の重い書類書き。書いているうちに、機嫌が悪くなるのを自分でも 感じる。

2004年1月28日(水)

・【日本橋】
 校正が終ってから、日本橋へ。Linux 関係のパッケージ品など、 実際に手に取って確認。
 計算サーバマシンのディストリビューションを何にするか迷うところ。
 他、ハード関係の値動きもチェック。
・【校正】
 大阪市内の印刷屋へ。

2004年1月27日(火)

・【来客】
 MDEngine関係。わざわざ大阪の南の果てまで来てくれ恐縮。 営業担当さんは、この機会に会計手続きも済ませてくれた。
 技術の方はいつも学会で顔を合わせる方だった。 この人がチップの開発をしていたのか…
 この機会にプログラムのコーディングについて話を聞く。
・【会議無し】
 嬉しい。

2004年1月26日(月)

・【MDEngine:動作確認】
 Tinker Ver.3.9と Amber 7.0について RedHat Linux 上でMDEngine II PC用の パッチを当て、動作確認。MDEngine を使わない版と比べて、7倍程度高速化され ている感じ。

2004年1月25日(日)

・【寒い】
 寒いので、 近所の八千代無線に行っただけで午後は家で過ごす。
・【礼拝/雪】
 礼拝中に雪が降り出した。礼拝が終る頃には5cm程降り積もっていて、 子供達は大喜びで外に出て遊び出す。
 マクドナルドで昼食。帰宅途中、 道やあたりの雪がどんどん少なくなり、 家のあたりでは雪がまったく降っていないことが判明。 たった数キロでこれだけ違うとは…

2004年1月24日(土)

・【極楽湯】
 夕方、 泉北二号線と泉北一号線の交差するところの北側に最近やっとできた、
「ゆ」
という看板を出している温泉に行く。 温泉も良いが、サウナもけっこう気持ちよく入れる。食事をするところも落ち着 いていて良い。我が家から一番近い「本物の」温泉。
 (注)大阪では、ただの銭湯でも「◯×温泉」と名乗っているので、 知らない人は驚くことが…
・【ボーリング】
 って、穴堀りではない方。うちの家族は、みんなヘタなことが判明。
・【PCI64って】
 PCI64って何?
 職場の私のメインマシンで空いているスロットはこれが二つだけなんだが…
・【Amber7】
  45個も出ている bugfix を反映させる作業。 その後、MDEngieのパッチを当てた版を作る作業。

2004年1月23日(金)

・【MDEngine II PC : 結局…】
 MDEngineのドライバモジュールが Vine Linux 2.6r3では コンパイル出来ない件は、gcc のバージュンが 2.95.3と余りにも古く、 最新カーネルにもはや追随できないのではないかと思えて来た。 また autoreconf などの挙動もどこか変な気がする。
 結局メインマシンに入れた3台のHDDのうちの一つを空けて、 雑誌の付録のRedHat9.0を仮インスト−ルしてみたら、 あっさりとモジュ−ルその他のコンパイルに成功。
 でサウンドカードもUSB2.0カードも外して空きスロットを作り、 MDEngie ボ−ドを2枚を取り付けて、 チェックプログラムを走らせる。ハ−ド的には正常に動作していることを確認。
 これでMD計算については 8Gflopsのマシンが手に入った事になる。 Pentium 2.53GHzのPCでは演算性能は580 Mflops 程度なので、 コストパフォ−マンスは良いと思う。
 今回はテストの為に雑誌の付録のRedHat 9.0 をインストールしたが、 4月にサポ−トが終了する RedHat 9.0 Pro.を買うか、Pro.でない安い奴 にするか、パッケ−ジを実際に見て考えよう…他のディストリビューションで 稼働するものがあれば嬉しいのだが…
 また、今回、SCSIカードとサウンドカードを外してボード二枚を取り付けたが、 近い将来 SCSI を外して、 USB 2.0 を再び付けるのもありかもしれない。 そのほうが周辺機器の見通しが良くなる…。
・【発注】
 OSその他ソフト色々。
・【振込】
 レンタルサーバ維持費をインターネット振込。

2004年1月22日(木)

・【コンパイルエラー】
 とりあえず、お仕事マシンに音は要らない(泣)ということにして、 サウンドカードを外し、MDEngine を取り付ける。そして、ドライバモジュール をコンパイルする為に指示書に従って、
autoreconf
./configure --enable-inspci
make
としたら、
/usr/include/linux/?????.h
で、やたらと parse error が出まくってコンパイルできない。 これはいったいなんなんだ?
 富士ゼロックスでは、 Redhat 7,8,9 で動作確認しているというのだが、 RedHatは、 今までは科学計算マシンの事実上の標準ディストリビューションになっていたけれど、 今後のサポートをまったく期待できないので、 なんとかVineLinux ですんなりと動いて欲しいところだ。
 しかし、Kernel の Include File でコケルというのも変だ。gcc のバージョ ン(2.95.3)のせいか?
・【MDEngie II PC 到着】
 大きい(W312mm x D107mm )。 フルサイズのPCIボードにプロセッサが4個付いている。
 取り付けようとして、私のメインマシン(Pentium III 1.26GHz x2)の PCIバススロットを見たら、なんと、空きが無い!
 今まで、Sound、SCSI、Video、USB2.0 と4枚もPCIカードを差していて、 残るスロットは PCI64のスロットが二つとISAのスロット。
USB2.0のカードとサウンドカードを外してMDEngineを二枚付けるか、 別のPentium4 2.53GHz のマシン取り付けるか思案のしどころ。
・【寒い】
 天気予報通り、昨晩、子供達がベランダに置いてあった水が凍結する程の寒さ。
 それなのに長男は「社会見学」の日。
 「せんこう工場(多分、私の知合いの親がやっている…)」→「自転車博物館」 →「関西空港見学」
 というハチャメチャな取り合わせの一日。 最後は関西空港の展望デッキで、 「飛行機のマークをスケッチし、どこの国に飛んでいくのか調べる」 んだそうだが、この寒さ。明日は欠席者多数に違いない。

2004年1月21日(水)

・【発注その2/Gaussian03W】
 分子軌道計算の定番 Gaussian の最新阪の Windows版。 ほんとうは、Linux 版のバイナリか、UNIXのソースコードが欲しいところだが、 今回の予算では手が出ない。 3年後にはサイトライセンスが適用されるようになるはずなので、 それまではWindows版で我慢しよう。
 が、私の手元には、いつも自由になり、かつ、高速なWindowsマシンは無いゾ。 Pentiumu 600MHzのマシンに Gaussian03W を入れるのは、いかにも情けない。困った…
・【外部で会議】
 今、私が色々と見積もりを取っているのとは100倍以上桁違いのシステム導入の会議。

2004年1月20日(火)

・【発注その1/MDEngine II PC】
 富士ゼロックスのMDEngine II PC を二枚発注。 このボードをPCIバスに一枚差すと、 分子動力学の力やエネルギーの計算部分は 4G flops になるはず。 今、私の手元にあるマシンの演算能力は 1CPUで350〜600M flops 程度だから、 このボードを一枚入れると、 PC 6 台〜7台の働きをしてくれることが【期待】される。 これで一年かかる計算が一ヵ月でできたら幸せ…
・【会議二つ】
 このうち一つは、これから約三ヵ月の間、書記をしなくてはいけない。 Telios を持ち込んで、議事録はその場で作成することにした。

2004年1月19日(月)

・【お買物リスト作成/見積もり請求】
 今月中に発注しなくてはいけないものをリストアップし、見積もり請求。 来年度は、会計システムが大幅に変更になること、再来年度は予算がどうなるか 不透明なので、今年度に入手できるものは確保しておきたい。

2004年1月18日(日)

・【長男の絵】
 長男の絵が入選したというので、午後に見に行く。 細かく描き込んだタペストリだった。
 この絵を元にして、オリジナルトランプを作ることを思いつく。
 今、子供達はマジックに凝っているので、 マジック用トランプを作るのもいいかもしれない。
・【礼拝】
 昨日の雪模様とはうってかわって快晴。が、いざ教会へ向かおうとして、 車の各所が凍結している事に気付く。放射冷却というやつだな、これは。 で、スーパーの買物袋にぬるま湯を一杯入れて戻り、車にかけて氷を融かす。
 今日は、礼拝中に婚約式有り。

2004年1月17日(土)

・【疲れた…】
 今回の試験監督は試験科目に変更があった為に、 8時40分集合、試験終了 18:20分と、 例年になくハードだった。もっとも一番疲れたのは受験生達だが。
・【予想通り】
 昨日仕込んだ計算の結果をチェック。予想した通り。
・【季節労働…】
 全国的規模の試験の試験監督。幸い私の家のあたりは雪は大したことはなく、 バスも電車も定時運行。助かった…。

2004年1月16日(金)

・【仕込み】
 筑波からの帰りに、ふと思い付いたことを確かめるため、計算Jobを仕込ん でおく。明日には結果がわかるか…
・【会議/明日は雪!?】
 午後に会議一つ。会議の終り際に私の携帯に緊急積雪情報のメイル。 皆にその旨伝える。もし明日の朝に本当に雪が降っていたら大変なので、 早起きしなくてはならない。
・【Amber 7.0 到着】
 留守の間に Amber 7.0 が UCSF から到着していた。送り状を見たら、1月8日 付け。発注のAir Mail を出したのが12月17日、向こうのクリスマス休暇などを 考えると思ったより早かった。ソースコードとドキュメント合わせて180MB程度。 早速 Intel のコンパイラでコンパイルすると10数分でビルド完了。
 が、テストをしてみると、sander のテストの一つで無限ループに入るようだ。 要調査。

2004年1月15日(木)

・【結局】
 ポスターセッションで話しこんでしまい、 気がついたら当初の予定の17:40につくばセンターを出る最終バスに乗らざるをえなくなった。 同じ時刻にJR土浦駅方面へ行くバスもあったのだが、直通の気楽さと渋滞のリスクを秤にかけ、 気楽さの方を取る(をい!)。
 思ったより順調にバスは走り、首都高速に入ってからしばらく断続的に渋滞したが、 羽田には19:28に到着。 羽田は20時で大半の店が閉店するので、 とりあえずみやげ物(「江戸たまご」と「ごまたまご」、 一方は茹卵の味噌漬け、一方は卵の形をした菓子。 選んだ理由は殆どゴロ合わせ…) を確保したあとで夕食。
 飛行機は定刻の20:45にゲートを離れ、20:56に離陸。21:50 関西空港着。 22:10 JR関空快速天王寺行き→鳳で乗り換え、22:53 JR津久野着。タクシーで帰宅。
・【ICMS-CSW2004 最終日】
 9:00から昼食をはさんで17:30まで。
 はたして17:40のつくばセンター発羽田行きのリムジンバスで、 20:45羽田発 JAL349便に間に合うか?
 17:30までポスターセッションがあるので、早く出て16:40のリムジンバスにのるか、 バスで最寄りのJRの駅へ行き、JRで上野経由→浜松町→モノレールを乗り継いで羽田に 行くか迷うところ。
・【チェックアウト】
 宅配便の手配をしてからホテルのチェックアウト。
 明細を見たら、 客室のモジュラージャックからモデムを使ってインターネットプロバイダに接続した分の 電話料金が含まれていないので調べてもらう。 交換機のカウンターに記録が無いので、 おそらくは、 使った全国共通・一律料金のアクセスナンバー(00で始まる番号ではないもの)の場合、 プロバイダのアカウントに課金されているのではないか…とのこと。

2004年1月14日(水)

・【荷物の整理】
 明日の朝、宅配便で荷物を家に送り返す為整理。フロントでもらった 一番小さな箱でも結構大きいので、コンビニで見つけた、 関東限定?バージョンの食料品を隙間に詰めこむ。
・【ICMS-CSW2004 二日目】
 9:00から昼食をはさんで、夕方17:40まで。今日は午後にポスターセッション、 夜はバンケットもあり盛り沢山。

2004年1月13日(火)

・【買い出し】
 「つくば」というところは、研究学園都市の部分と「生活の街」とが乖離したところで、 ホテルの近くでまともにフツーの食事をするところが殆どない。 ホテルにはレストランCASAが併設されていて、 朝食はCASAで摂ることになっているので夜の食事は他でしたいのだが、 19時を過ぎて外出してもまともに食事のできるところが見つからない。 ほんとうに外は真っ暗…で、以前に来た時はコンビニまで往復3kmも歩くハメになった。 今回は近くに大きなスーパーがあったので、これ幸いとばかりに食料品の買いこみ。 特に果物を意識して買いこむ。
 で、外は冷たい強風が吹き荒れていることもあり、 買い物の後は外出せずに部屋に引きこもって過す。
・【ICMS-CSW2004初日】
 朝8時45分から、昼の1時間の休憩をはさんで18時50分までみっちりと。
 非常に個人的な興味としては、アルゴンを扱ったシミュレーションが2件「も」あった。
 また、水ーアセトニトリル混合溶媒における糖類に対する選択的溶媒和 (NMRの実験とシミュレーション)の発表が1件。

2004年1月12日(月)

・【快適】
 宿泊するホテルは、Tsukuba International Congress Center:EPOCHAL TSUKBA に隣接していて、 会場まで渡り廊下でつながっていて徒歩3分。
 ホテルのロビーには、デスクトップPCが一台、6ポートHUB、Coregaの無線LANのアクセスポイント があった。持参したノートPCでは、WLI-PCM-L11GPで、Windows、Linux ともに、一発で接続できた。 Vine Linux の場合の手順は、ノートPCを起動しログインした後に無線LANカードを差して、
sudo /sbin/iwconfig eth0 mode Ad-Hoc
sudo /etc/rc.d/init.d/network restart
でOK。もちろんネットワークの設定は事前に dhcp で自動的に IP Address を取得するように設定しておく。
 客室の方は、このホテルのWebPageによると、電話のモジュラージャックが二回線あることになっていた。 実際に調べてみると、1回線はデスクのモジュラーとベッドサイドの電話と共用。 デスクにあるもう一つのモジュラージャックは電話と独立した回線だった。デスクの二つのモジュラージャックの横には、 それぞれACコンセントも付いている。
 ということで、客室では、Telios とノートPCと独立/同時に電話回線ではあるがインターネット接続できる。
これはなかなか快適で、大きなファイルの転送をしないかぎり自分の部屋で職場との連絡もできるし、 職場のマシンにsshでログインして作業もできる。ただここの交換機は、0発信で、 プロバイダの全国一律市内料金の統一アクセスポイント(00で始まる電話番号)には接続できなかったので、 そういう場合の為に用意された0が一個で始まる電話番号のアクセスポイントに接続した。
・【筑波へ】
 JAL342(14:45)→羽田(15:50/16:30)→つくばセンター(17:47)→ Okura Frontier Hotel Tsukuba EPOCHAL。 最初、つくばセンターにある EPOCAL でない方の Okura Frontier Hotel Tsukuba に行ってしまったのだが、 フロントでホテルの送迎バスを手配してくれてEPOCALへ送ってくれた。感謝!

・【関西空港】
 長男は3回、長女は2回、 関西空港に来ている(そのうち2回は飛行機に乗っている) が、まだ小さいうちだったのでまったく記憶がない。 次男は一度も空港に行ったことがない…ということで、 関西空港へ皆で行く事になった。 展望台で飛行機を眺め、 昼食をとった後、 子供たちは母親と「臨空パパラ」へ。 私はそのまま、JAL342便で羽田へ。

2004年1月11日(日)

・【新年聖会】
 午後はJEC大阪南ブロックの新年聖会。 ゲストメッセンジャーは、新城教会の滝元明先生。
 長女は不調なので母親と家で留守番。 長男と次男は、午前中教会で遊び足りなかったらしく一緒について来た。
 私は3FのVTR室でビデオ撮影/館内放送。 その間、次男は母親がいなくても、長男と一緒に遊んだり、 他の子供達と遊んでいた(画期的!)
・【礼拝】
 午前中はいつも通り礼拝。長女が体調不良を訴えるので、一旦帰宅。

2004年1月10日(土)

・【機材設定チェック】
 Windows Meで使えていたノートPCの内蔵モデムが、Linuxのppxpでダイアル アップしようとすると応答が無い。もしや…と思い、dmesgをチェックすると、 ttyS0が無い!。 試しに古いオムロンのPCMCIAのモデム ME5614C/L を付けてみると、 これが ttyS0 として認識される。 そうかこのノートPCの内蔵モデムはいわゆる WinModemだったのか…。 ということでホテルや国際会議場のロビーでは無線LAN、 ホテルの客室ではPCMCIAのモデムでダイアルアップ、 移動中はTDKのPCMCIAの携帯アダプタ DP9628を使うことになるのか…。 移動中は Telios の方が楽そうだ。 ノートは持って行ってもホテルに置きっぱなしになるかもしれない。
 Telios のサイズと重さの Note PC が欲しいところだ。
・【テニススクール】
 上の二人の子供達は久しぶりにテニススクール。 一番下は、その間一時間ほど近くのJRの駅の近くで電車を眺めてすごす。

2004年1月9日(金)

・【会計処理】
 溜っていた会計処理をまとめてする。ついで新たに発注処理。 この後予算残をチェックして最終的な購入計画を立てる予定。

2004年1月6日(火)

・【Linux/無線LAN】
 Vine Linux 2.6r3 のノートPCで無線LANカードの設定確認。 ESSIDとKeyを指定しする場合、iwconfig で手動で設定し、 network サービスを手動でスタートさせる方法は確認した。 ad hoc モードの場合にブート時に自動的にIP Address を取ってこれるかどうかは、 不明。
 現在旅行中の学生とはすれ違いになって、 今年顔をあわせるのは来週末になってしまうので、 来週はメイルで色々とやりとりをする必要がある。 また Linuxのサーバマシンに sshでログインして作業をする必要もあるので、準備だけはしっかりとしておこう。

2004年1月5日(月)

・【予約】
 出発の一週間前になってしまったので、航空券の予約をWebで行い、 そのままチケットレスで購入。もう少し早く予約すれば五千円くらい安 くなったのかもしれない。
 ついでホテルも検索してみたら、 国際会議場に併設されているホテルにまだ空きがあるようなので予約。 ここはロビーで無線LANが使えるのが売りのようだ。 しかし、客室にはLANの配線は来ていなくて、 モジュラージャックでダイアルアップのようだ。客室にRJ45のジャックが欲しい ところだ。
・【仕事始め】
 例年より1日遅い仕事始め。

2004年1月4日(日)

・【礼拝】
 今年最初の(聖日)礼拝。 教会のレターボックスにはクリスマスカードと年賀状が混在。
・【暖かい】
 やはり大阪は暖かい。子供達は夜中に布団をはいで転がっていた。
 一週間帰省すると、帰宅してもすぐに順応できないのか、 みんな夜中に何度も目が醒めていたようだ。
 冬に帰省するといつも感じるが、 北陸の空に比べて、大阪の空がなんと明るく広いことか。 山陰、北陸などをさして今は「日本海側」というが、 「裏日本」という言葉がやはり実感に近い。 それに対して、 北陸自動車道から名神高速に入り京都を過ぎると、 「太平洋側」という言葉よりも「表日本」という言葉を実感する。

2004年1月3日(土)

・【点検】
 帰省中も時々チェックをしていたが、 私の管理下にあるサーバマシンを点検。今のところ異常無し。
・【敦賀→堺】
 敦賀の実家で昼食。14時、敦賀発。子供達が車中で寝てしまったので、 多賀、大津サービスエリアはスキップ。渋滞は吹田〜近畿自動車道に入るところ だけで、殆んど無し。東大阪サービスエリアでトイレ休憩。 17時、堺着。走行304km。
 到着後、家に荷物を降ろし、近くのスーパーで買いだし。
・【勝山→敦賀】
 9時50分、勝山発。堺を出てから520km走行していたので、 当番のガソリンスタンド探し給油の後、敦賀へ。途中、南条で30分程休憩し、買 物。11時50分、敦賀着。

2004年1月2日(金)

・【お買い物】
 このところ天気が悪く、 午後から温泉に行って一日が終る日々が続いていたので、 子供達のリクエストで、勝山市内で一番大きい?ショッピングセンターへ行って、 今年初めてのお買物。
・【六呂師高原スキー場】
 今日は天気予報によれば晴れ。夕方から強い雨。ということで、午前中から、 昨日偵察した六呂師高原スキー場へ行く。 雪は少なくてまだ営業開始していないが、 子供達が遊ぶには充分な量。 少し登ればスキーもなんとかできる。この正月始めてのきれいは晴れ間が見えて 気持良い。スキー場では、最初は私達家族だけだったがソリを持ってきた小さな 子供づれや、スキーを持って来た家族連れも次第に現われ、昼過ぎには結構 賑やかになった。15時頃まで遊んでいたら、雲行きが怪しくなってきて、 人も殆んど居なくなってきたので (結局最初から最後まで遊んでいるのは、いつも私達の家族だけ…)、スキー場 前の「ハイランドホテル」直営の「トロン温泉」へ。ここで、湯上がりに、 子供達は「も〜も〜アイスクリーム」を食べ、親は「おいしいミルク」を飲む。
 温泉に入っている間に、天気予報どおり激しい雨が降って来たので引き上げる。

2004年1月1日(木)

・【六呂師高原温泉】
 毎年恒例、元旦の夕方は六呂師高原温泉へ。ここは元旦も営業していて、 ロッジに宿泊している人が入りにくるだけで、 空いていてゆったりとくつろげるので毎年来ている。 温泉へ来る途中、六呂師高原スキー場の前を通ったけれど、 雪が融けてしまって地肌が見えていた。
 帰りに夕食の買いだし。夕食の後、次男の誕生祝いをして、 TVの「仮装大賞」を見る…というのが元旦の定番になってきた。
 一度、六呂師高原のロッジを借りて年越ししてみたいと思っているのだが、 なかなか実現しない。
・【次男4歳の誕生日】
 今日は2000年1月1日の夜に生まれた次男の4歳の誕生日でもある。 午後にはバースデーケーキ作りが始まったが、 その横で次男はクリームやイチゴのツマミ食いでご機嫌。
・【晴れ後雨】
 朝は晴れていて穏やかな正月になるかと思ったが、昼前から雨。
・【新年合同礼拝/中継で礼拝】
 勝山の実家で堺の教会の新年合同礼拝のReal中継を受信して礼拝。 56kbpsのモデムで電話回線からプロバイダの最寄りのアクセスポイントに接続したため、 50kbpsの配信では画像はコマ落とし状態になるが、音声は良好。 コマ落とし受状態といっても、画像品質は、 XGAのノートPCでフルスクリーンにして数人で見ても充分実用になる。 ただ、コマ落とし状態では、画像と音声の間にもタイムラグが生じるようだ。
 しかし、なによりも、同時中継で礼拝できるというのは、 ビデオテープを後で見るのとは全く違う「一体感」を感じることができる。
 これで私以外に配信側と受信側の両方を経験した人材もできたのも収穫。
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