目次
Internet Real(Live)中継メモ
最終更新 2005/01/15
- ある団体がインターネット中継を始めるにあたって作ったメモ。
- 現在次の構成で運用中。
- Server: Helix Server Starter/Pentium 3EGHz/Memory 512MB/OS Linux
- Encoder: Helix Producer 10 Plus/Pentium 3EGHz/Memory 512MB/with Video Capture Card/OS Windows Xp Home Ed.
- 回線: B Flet's Basic
必要な中継システムの構成
- 少なくとも一台の配信サーバマシン(外部公開が必要)
- コンテンツ作成マシンはサーバマシンでも、別のPCでも良い(別が望ましい)。
- 複数のコンテンツ作成マシンから、一台の配信サーバに中継画像を送信できる。
配信サーバに必要なスペック
- Pentium 最低500MHz(1GHz 以上が望ましい)
- メモリ386MB以上
- OS: Windows2000 Pro,Windows Xp Pro, Linux など
- 回線:
- 回線速度とりあえず(上り)4〜10Mbps程度あれば十分。
ADSLでは上り速度が遅いので注意!
(SpeedTest参照)。B Flet's Basic が望ましい。
実際の配信帯域は1クライアントあたり 64kbps〜512kbps程度が現実的。
- 固定IP Addressが望ましいが、プロバイダから付与されるIP AddressがグローバルIPであれば、IP Addressの動的割り当てでも、DynamicDNSで対処可能。
コンテンツ作成(Encoder)マシンに必要なスペック
- Pentium 最低400MHz(1GHz以上が望ましい)
- 256MB以上のメモリ
- TVチューナカードを内蔵しているjことが望ましいが、なければ、ビデオ入力アダプタ(USB2.0)や、
アナログビデオ信号をIEEE1394に変換するメディアコンバータなどで対処。
- 音声ライン入力端子があることが望ましい(マイク入力端子の場合、要外部ミキサ)
- OS Windows2000 Pro,Windows Xp Pro
受信用PCに必要なスペック
- Pentium4 1GHz 以上のCPUが望ましいが、Pentium II 400MHz程度でも可
- OS WIndows 98SE,Windows Me,Windows2000,Wiindows Xp(Home/Pro)
- 128MB以上のメモリ(256MB以上が望ましい)
- Real Player(無償版で可)をインストールしてあること
- 回線速度1.5MB以上のブロードバンド回線があることが望ましいが、128KのISDNでも可。
56kのモデムでは、音声は正常に受信できるが画像はコマ落しになる場合がある(100kbps/50kbpsで配信の場合)。
多人数での視聴
- 液晶プロジェクタに接続できることが望ましい。TVに接続する場合は、別途、アナログRGB出力をビデオ(コンポジット)出力に変換するアダプタが必要。
- アンプ内蔵スピーカまたは、PAシステム(多人数で視聴する場合)
配信サーバ/コンテンツ作成ソフト:入手方法と価格
配信サーバソフト: Helix Server
International
realnetworks日本法人
注意:最近、日本の顧客向けサイトができているが、「日本向け」は大幅に高価になっている(ユーザサポート(有料)との抱き合わせ販売,ソフトのみの購入不可)。また、realnetworks日本法人から直接購入することはできず、サポート契約会社を通して購入することになる。
有償版と無償版(Helix Server Basic)の違い
- 無償版は、帯域最大 1.5Mbps,クライアント数は10まで。
- 有償版は、帯域、クライアント数により価格が変わる。
- Helix Server Starter: 25クライアント, US$1,999.95- + Shipping Handling Charge US$9.00-
配信コンテンツ作成(Encoder)ソフト: Helix Producer 10
realnetworks International
realnetworks日本法人
有償版(Helix Producer 10 Plus)と無償版(Helix Producer 10 Basic)の違い
- コンテンツ作成ソフトの有償版は、コンテンツを配信した後で、編集することが可能。無償版は編集不可。
- 無償版はテンプレート登録1つのみ。配信プロトコル制限有。有償版は複数のJOBを登録でき、ワンタッチで設定可能。
- おでかけセット(ノートPCなど)には無償版。固定マシンには有償版などの使い分けが必要。
Open Source Software の動き
(2005年1月現在サーバはUDPでのみ配信を受け付ける。)
詳しくは Helix_DNA_Server を参照のこと。
その他の選択
- Windows2003サーバがある場合は Windows Media Encoder で配信することもできる。ただし、内部向けで使っていたサーバをそのまま外部に晒してはいけない。
- 双方向のやりとりが必要で中継先が限られる場合は、POLYCOM (http://www.polycom.co.jp/) のようなシステムも検討に値するが高価。
リアル中継/ビデオキャプチャ関係
音声関係メモ
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