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Let's Note CF-W2EW6AXR Linux Install Memo
- 2004/11/19 Let's Note CF-W2EW6AXR 到着
仕様
- CPU: Intel Pentium M 733 L2 Cache 2MB 1.1GHz
- Chipset: Intel 855GM
- Memory: 256MB DDR SDRAM + BUFFALO DM333-A512M 512MB PC2700(CL2.5)
- Video Memory: Max 64MB (from Main Memory)
- HDD: Ultra ATA 100 40GB
- CD/DVD: Super Multi Drive DVD-RAM, DVD-R/RW, DVD+R/RW, CD-R/RW
- Display: 12.1 TFT XGA(1024x768)
- External Display: 800x600,1024x768,1280x1024,1600x1200
- Wireless LAN: Intel(R) PRO/Wireless 2915ABG Network Connection IEEE802 a/b/g
- NIC: RTL8139 Family 100BASE-TX/10BASE-T
- Modem: 56kbps V.90, FAX: 14.4kbps
- Sound: AC97
- Speaker: mono.
- Card Slot: PC Card Slot TYPE II x 1 (CardBus?, 3.3V:400mA, 5V:400mA), SDCard x1
- Interfaces: USB2.0 x 2, Modem RJ-11, LAN RJ-45, Mic in (mini,mono M3) Audio Out(Stereo mini M3)
- AC Adapter: in 100V-240V,50Hz/60Hz, out DC 16V,2.5A
- Battery: Max 7.5 hr.
- Weight: 1,290g
最初の起動 (11/19/2004)
- さっそく、CD Plamo と Knoppix で Linux の動作状況をチェックしようと、
CD/DVDドライブの蓋を開けようとしたけれど、電源を入れないと蓋が開かないようだ。
- 工場出荷状態では起動ドライブが、FDD→HDD→CD/DVD→LAN となっていて、
結局色々触っているうちに電源スイッチに手を触れてしまい、
最初に起動したのは 不本意ながら、Windows Xp。
- WindowsXp?では、内蔵無線LANでWEP暗号キーを入力するだけでネットワークにつながった。
- 有線LANについては、ハブにLANケーブルを差して、そのままネットワークの切替えもできることを確認。
CygwinX for Students のインストール(余談) (11/23/2004)
Linuxの環境が整うまでのつなぎの意味と、Windows のコマンドプロンプト環境の非力さを補うため、CygwinX for Students(--これはhashさんと私が、学生の自習教材用にCygwinをカスタマイズしインストールキット化したもの)をインストール。
これを入れておくと、bash、xemacs、gcc、g77、perlなど、UNIX系OSに近い環境が使える。
- CygWinX for Students のCDを使ってセットアップ
- Windows ファイアウォールの設定
スタート→セキュリティセンター→Windows ファイアウォール→例外タグ→プログラムの追加→参照 で以下のプログラムを登録
- C:\cygwinx\usr\sbin\cannaserver.exe
- C:\cygwinx\usr\X11R6\bin\kinput2.exe
- C:\cygwixn\usr\X11R6\bin\XWin.exe
これで cygwinx.bat で Cygwin の X 環境が立ち上がる。
このマシンの場合は嬉しいことに、バッキングストアもうまく働いている。
CDブートのLinuxで動作テスト(11/19/2004)
- BIOSの設定を変えて、CD/DVDドライブからブートできるようにして、CD Plamo から再起動。
- LANケーブルを差しておいたら、(CD) Plamo Linux でもDHCPでそのままIP Address を取得してLANにつながった。内蔵NICがRTL8139系のチップなので使えないはずはない。
- さすがに内蔵の無線LANは、1つ前のモデルとチップも変わっていて(Intel(R) PRO/Wireless 2915ABG Network Connection)、そのままで自動接続は無理。要調査。
- X Windows System もまったく問題なくCD Plamo のデフォルト設定で使えた。
ハードディスクのパーティションを別ける(11/19/2004)
- システムコマンダー7+ でLinux 用のパーティションを作る為に、40GバイトのNTFSの領域を25Gバイトに縮小。
Turbo Linux 10 Desktop Basic を試験的にインストール(11/20/2004)
- 「すべて」インストールし、アップデートCDでアップデート、その後、ftpでもアップデートした。
- LAN接続:
- 内蔵NICでのLAN接続は問題無し。
- 内蔵無線LANは認識せず。
- X Window System:
- ディスプレイの設定は Generic LC Display を選択。
- X環境も一見問題無しに見えた。しかし、Xからlogout すると、VGAモードでlogin promptが出たところで固まってしまい、他のマシンからsshでもログインできない。
また、pingにも反応しない。CTRL+ALT+DELも効かないので、電源スイッチを切るしかない。
- その他:
- Turbo Linux は 漢字入力の起動キーや、デスクトップの見掛けがWindows のデスクトップ環境に似せ過ぎ。
- Linux を使うのにTerminal のショートカットアイコンすらデスクトップのどこにもデフォルトで無い。タスクバーにもショートカットが無い。
- Linuxの中身を隠そうとする設定ポリシーはストレスがたまるので、私はこのディストリビューションは使わないことにした。
Vine Linux 3.0 をインストール(11/23/2004)
- 「全て」をインストール
- X Window System:
- 内蔵NIC/無線LANによるLAN接続:
- 内蔵NICでのLAN接続は問題無し。
- 内蔵無線LANは認識せず。
外部無線LANカードによる接続(手抜き騙)
- 使用した無線LANカード: BUFFALO WLI-PCM-L11GP、WLI-PCM-L11G
- 内蔵NICでDHCPによりLAN接続できるように設定する
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 の内容は以下の通り
DEVICE=eth0
BOOTPROTO=dhcp
ONBOOT=yes
- 外付(PCカード)無線LANカード用のスクリプトを用意する。
- ESSID、WEP KEY を指定するスクリプト(WLAN)
#!/bin/bash
sudo /sbin/iwconfig eth0 essid $1 key s:$2
sudo /etc/rc.d/init.d/network restart
#!/bin/bash
sudo /sbin/iwconfig eth0 mode Ad-Hoc
sudo /etc/rc.d/init.d/network restart
- /etc/sudoers に自分のユーザ名を加える
- システムをリブートする
- BIOS の設定で、内蔵LANカードを無効にしてから、システムをブートする
【重要】この時点では、まだ無線LANカードを挿さないこと!!
起動の途中で、murasaki が、以前に見えていた内蔵NICが存在しない…設定を変更するか?との問いを発するが無視してDo Nothing を選ぶ。
- X のログイン画面が出たら、CTRL+ALT+F2 などで、仮想コンソールに切替える
- 無線LANカードを挿す。
- テキストモードでログインする。
- 左記1に用意した無線LANカード設定スクリプトを走らせる。
./WLAN 「ESSID」「暗号化キー」<Enter>
./ADHOC <Enter>
すると、以下の様なメッセージが出るはず
Password: ←自分のパスワードを入力
インターフェース eth0を停止中: [ OK ]
Shutting down loopback interface: [ OK ]
ネットワークパラメータを設定中: [ OK ]
Bringing up loopback interface: [ OK ]
インターフェース eth0を活性化中: [ OK ]
$
これでLAN接続完了。コンソールならばこのままネットワークを使用できる。
- X 環境で使うためにはCTRL+ALT+F7で、Xのログイン画面に戻り CTRL+ALT+DEL で、一旦、Xのログイン画面(xdm? gdm?)をリスタートさせる
(ホスト名がlocalhost.localdomainから取得したIPアドレスに対応したものに変わるはず)
以上の手順で、システムの設定ファイルを切替えることなく、BIOSで、内蔵NICを有効にするか、無効にするかで、無線LANと有線LANを切替えることができる。
Vine Linux 3.1CR
- 内蔵NICは認識、内蔵無線LANは認識せず
- 内蔵LANと無線LANカード(BUFFALO WLI-PCM-L11GP、WLI-PCM-L11G)を切替えて使用できるようにする
インストール
- BIOSで内蔵NICが有効であることを確認
- 「フルインストール」を選択
- ネットワークの設定:
- 「DHCP を使用して設定」にチェック
- 「起動時にアクティブにする」のチェックをはずす
ネットワーク(内蔵NICと,外部無線LAN Card)の設定と切替え
- インストール後最初のrootログイン後、無線LANカードを挿す。
- デスクトップの「ここからスタート」→「システム設定(システムツール)」→「ネットワークの設定」
- 「追加」→「新しいネットワーク接続の作成」→「進む」→「無線LAN」をチェック→「進む」→「無線LANの設定」
- デバイス:eth1を入力
- 「ネットワーク名」にESSIDを入力。
- →「進む」
- 「アドレスの設定」:dhcpを選択
- →「進む」
- 「進む」→「適用」
【注意】このウィザードではWEP KEYを設定する項目がないので、このままではIPアドレスを取得できず、ウィザードがクラッシュする。
- Terminalを開き、emacsなどで/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1 を編集し、以下のようにWEP KEY の設定を追加する。
KEY=s:「暗号化キー」
【注意】必ず編集後にバックアップファイル ifcfg-eth1~ を削除しておくこと。
- これでLAN接続の方法を「ネットワークの設定」 より選択して「有効にする」で接続を切替えできる。設定を変更するには「プロパティ」を開く。
状況に応じて、「コンピュータ起動時に有効にする」を設定しておくと、起動時からネットワークを使用できるようになる。
Plamo Linux
SuSE Linux(2007/06/07)
- Ver.10.1 をVine Linux が入っていた領域にインストール。
- 無線LANを認識。問題なく使用中(2007/06/07)。
Gentoo Linux
Debian |